ジャンキーノンキ-さん(以後Gさん)のパンに出会って、1年半程。そのパンを頬張ると、何とも幸せな気持ちになる。本当に美味しいものを食べると、人間ってこんなに幸せになれるのか・・・という程。 これだけパンに愛を注ぎ、また手に取る人まで愛を感じさせるのは、相当な手間暇をかけているから。


『大好きな道具を魅せる』
Gさんのその愛は仕事道具にも注がれています。鍋やボウル、スプーンやお皿。仕事道具、ひとつひとつに出会った思い出のエピソードがあって、愛おしそうに大切に使う姿を見て、見ている側も心地いい抱擁感に包まれるのです。 Gさんのお店はその姿をお客様に見せるのが最大のデザインだと思いました。余計なデザインはいらない、しなやかに仕事をする姿こそ、一番大切な見せ場。そこだけに焦点を当てると、全てのデザインがすっと決まっていきました。


『築60年と苦闘』
しかし、工事が始まると多くの壁が待ちうけていました。築60年のテナントは壁が傾き、屋根が傾き・・・、何度もテナントが出入りして、躯体部分は継ぎ接ぎだらけ・・・点検口から屋根を見ると数十センチ先が見えない位、いろんな補強が入り、どこがどう繋がっているかも分かりませんでした。 まず、基本的な躯体部分の補修から入りましたが、この作業に時間と労力を費やしました。 表面に見えない部分。だけどそこを丁寧に手を加えないと、後々大きな問題が出てきます。


『イメージカラーブルーとの調和』
Gさんのイメージは鮮やかなブルーがテーマでした。もともと屋号のデザインもブルー。エプロンもブルーでした。そしてGさんからのリクエストは落ち着いた昔ながらの喫茶店のような雰囲気、軽いイメージでは無く、深みがある雰囲気を求められていました。ブルーとブラウン系のカラーを合わせる事もこのお店のコンセプト。


『12坪のお店の』
そして、12坪のお店にカウンター4席とテーブル席6席のお店が完成しました。お客様は皆さん、口を揃えたように店主のお家に来たみたいに落ち着く、と言います。心地いい空気が流れて時間が経つのも忘れて長居したくなるお店。 お店作りを手掛けた私個人的には、本当に都会のオアシスだと感じています。お腹がすいて、ちょっと疲れた時にGさんのパンを頬張るとお腹から元気が出てくるようなエネルギーをもらえる場所。そう感じるお客様が今日も、Gさんのお店に集まっています。


ShopDeta
ジャンキーノンキー
高松市錦町1丁目18-2
営業日時:火・水・金・土 9:30~15:00
TEL:090-7147-7635 *予約がオススメ。