今回もチベットの家具を5点程買付ましたが、印象に残る家具をご紹介します。

アンティーク家具はそのままでは無く、
朽ちてしまった部分は新しい材を入れ直し、塗装し、再生しています。
このチベットの家具も本体は古いままの塗装を剥いだ状態。
扉は描画されていて、枠は新しい材料で再生されていました。


今にも消えてしまいそうに見えた絵柄は、
触れてみるとしっかりと扉に留まっています。孔雀に松。虎と鳥。
梅・蓮・牡丹。思わずその美しさに見惚れてしまう程でした。


古い描画が状態良く残っているものは少なく、今の職人さんが絵付けしている物が大半です。
それらは、型にはまっていて、描き易い幾何学模様が多いので、
この生き生きとした植物・動物の絵は心を打つものがありました。


やはり、このままの状態を見て貰いたいという強い思いに駆られて、
現状のままで仕入れることにしました。


気に入って頂いたお客様とのやり取りの中で、白くペイントしたり、
ワックスで仕上げたり、一緒に作り上げる物になってくれると思います。